花火大会と耳鳴り治療

赤坂で自律神経調整の鍼灸治療をしています、

パナケア赤坂院の院長の飯田です。

ご無沙汰しております。

 

花火大会の季節になりました。

私の地元でも、昨日花火大会がありました。

 

花火大会、花火の見応えももちろんですが、

あの大音響を身体で感じるのが格別ですね。

花火は夏の季語でもあります。

 

花火の彩りとともにあの大音響を聞くと、

あー、夏が来たな!と感じますね。

 

さて、耳鳴りを普段から感じている方は、

花火をどのようにお感じでしょうか?

 

耳鳴りは、西洋医学では対処しにくい疾患の一つです。

 

最近の研究では、

耳鳴りは脳の誤作動によって起こるもの、という研究結果があるようです。

 

ストレスなどで脳が誤作動を起こし、

ある周波帯の音が聞こえない、と思い込んでしまうと、

聞こえない周波帯の音を脳が作り出してしまう。

 

あのぼーっとかキーンと耳の中で鳴っていると感じている耳鳴りは、

実は脳が勝手に勘違いをして、自分で自作している音なのかもしれないのです。

 

脳の誤作動である場合、

脳が聞こえないと思ってしまうことで自ら音を作り出してしまうので、

耳から耳鳴りと同じ音を入れてあげると、

耳鳴りが止んでいくそうです!

 

ちゃんと聞こえてるんだから、わざわざ音を作り必要はないよね、と脳が納得して、

耳鳴りの音を作るのをやめるという仕組みだそうです。

 

 

そういえば耳鳴りのある患者様から、

爆音の映画を観た後は、しばらく耳鳴りがしなかったことがある、

という話を聞きました。

 

これは映画の爆音によって、

脳の勘違いがと一時的に解かれたということだと思うのです。

 

花火も、同じ効果があるかもしれません!

 

花火の大きな音を聞くことで、

脳が納得して耳鳴りの音を作らなくなる可能性があります。

 

耳鳴りのある方は、

花火大会に行かれるのもいいかもしれません!

 

 

鍼灸治療では、

自律神経を活性化する全身調整の鍼灸治療をすることで、

脳の緊張が収まり、耳鳴りが収束していきます。

 

自律神経の働きが活性化するので、

耳鳴りがまた始まっても、

セルフコントロールできるようになっていくようです。

 

 

耳鳴りでお悩みの方は、ぜひお試しください。