自律神経が乱れると腰痛になる?!

こんにちは。

梅雨明けが近いとビールの量が増える、院長の飯田です。

 

さて、自律神経の調整を目的とした治療に力を入れているのですが、

それと同じくらい、腰痛の治療にも力を入れています。

 

腰痛、嫌ですよね。

ぎっくり腰に鳴ると何も出来なくなります。

そこまでいかなくても、腰が痛いだけで全てに消極的になる自分に気づきます。

 

こうした頑固な腰痛をなんとかしたい!!!

 

そう思って治療をしていたのですが、

8割ぐらいの腰痛は治せても、

どうしても残りの2割の腰痛治療がうまくいかない。

 

痛みがすぐに、再炎してしまうのです。

 

なぜだ?!

 

悶々と治療していたのですが、

ある日、ふと、気がついたのです。

 

「これはもしかしたら、腰に原因があるのではないな!」

 

腰が痛い。

腰痛の治療をしても、治りが悪い。

 

では、腰痛の原因が腰以外にあるとしたら、

いったいどこにあるのだろうか?!

 

その答えが、自律神経にあったのです!

 

自律神経のバランスが乱れ、

自律神経の交感神経と副交感神経の、交感神経が優位の状態が続くと、

抹消の血管は収縮したままになります。

 

末梢血管が収縮したままと言う事は、血流量が少ないという事。

 

血流量が少ないという事は、

筋肉の中に十分に血液が回っていかないという事なので、

結果、筋肉は固く縮んだまま、血液によって新鮮な酸素や栄養を運んでもらう事が出来ず、

回復力を失っていきます。

 

回復力を失った筋肉は、

鍼灸やマッサージ、整体などを受けても反応が悪く、

痛みを緩和する事は出来ても完治するほどの元気がありません。

 

特に腰回り、骨盤周りの筋肉は力が強いので、

一度つってしまう様に強く緊張してしまうと、

自力で緩む事は難しくなってしまいます。

 

つまり、

あらゆる治療を受けてもなかなか完治しない腰痛、

一時的に良くなってもすぐに戻ってしまう腰痛、

朝起きたときからずっといたい様なしつこい腰痛、

そんな頑固な腰痛の原因は、

自律神経の乱れにある可能性がとても高いのです。

 

加えて、

背部の筋肉、

背骨を立てるために働く脊柱起立筋や後背筋、骨盤周りの筋肉は、

怒りや不安の感情に引きずられて強く緊張する傾向があります。

 

赤ちゃんや小さい子どもを観察していると、

わーっと泣き叫んだり嫌な事があるとのけぞって、反っくり返ってしまいますよね。
それは怒りや不安によって、背中の筋肉が一気に縮んでしまうからなのです。

 

生物の生きる知恵として、

危機的状況から身を守る為に、

怒りや不安、恐れ、の感情とともに背中を丸めてからだを守るようにインプットされているように思います。

 

ですので、

お仕事、日常生活の中で、いらいらしたり怒りやすい状態が続き、

自律神経のバランスが悪い方は、

しつこい頑固な腰痛に悩まされる機会が多くなってしまうのです。

 

こうした腰痛には、腰回りの筋肉を緩めるだけでは効果が持続しません。

 

完治を目指すなら、

腰部の筋肉、連動筋に対してアプローチをかけていくとともに、
全身的な治療、自律神経のバランスを整えていく治療をしていかなくてはなりません。

 

 

どこに行っても治らない。

すぐに症状がぶり返す。

そんな腰痛を抱えている方は、一度自律神経のバランスを考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

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