港区赤坂で、鍼灸治療で自律神経の調整をしています、
パナケア赤坂院の飯田です。
こんにちは。
当院では、
一週間前に予約がいっぱいになってしまうことも多くなってきました。
それはご相談を頂く患者様が、
次回、次次回のご予約をされていくからです。
肩こりや腰痛でも、
マッサージや民間療法の整体、リラクゼーションにでは改善しない場合、
自律神経の乱れを疑うことが多いです。
鬱病を煩っている患者様には、高い確率で腰痛、後頚部痛、眼精疲労、不眠などの症状がありますが、
こうした自律神経由来の筋骨格系の痛みは、
表面の筋肉にアプローチをしているだけでは決して改善しません。
自律神経の調整を考えた治療が必要になってくるのです。
自律神経の働きを整えていこうと考えた場合、
週一の治療で8〜12回の治療をお勧めしています。
治療の後半になってくると、
「今日の症状はいかがでしょう?」と伺うと、
「特にないです。」という答えが返ってくることがよくあります。
これはどのような状態かというと、
自律神経のバランスが整い始めて自覚症状が少なくなって来ているものの、
まだ身体の要所、要所には凝りや可動域の制限がある状態なのです。
ですのでこういう時にお身体を触ると、
患者様の訴えよりも身体が硬かったり症状の改善が見られていないような印象を受けます。
この時に鍼灸治療を止めてしまう方がいらっしゃるのですが、
止めてしまうと暫くして、
また症状が出て来てしまうことが多いようです。
悪いところが特にない!と感じて来ても、
間隔を空けて、あと2,3回は鍼灸治療を受けて頂くことをお勧めしています。
自覚症状があまりない時に治療をすることを、
「未病を治療する」
といいます。
病になるその起こりを抑えてします。
そうすることで強い不快な症状が出なくなります。
病になる前に治療していくことを続けていると、
冷え性であったり、不眠であったり、不安定な胃腸の状態、習慣性の頭痛、肩こりなどなどが、
確実に改善していきます。
悪いところが「特になし!」と思っている今が、
鍼灸治療の始め時かもしれません。