風邪と鍼灸治療

赤坂で自律神経調整の鍼灸治療をしています、飯田です。

こんにちは。

この三日ぐらい、とても寒い日が続いています。

先日は真冬並みの寒さ。最高気温が10度を下回る、大変寒い一日もありました。

春本番には三寒四温を経てといいますが、寒さばかりが目立つような気がします。

 

気温が不安定ですと、風邪を引き患者様が増えます。

 

「すみません!予約をしていたのですが、風邪を引いてしまいました。

キャンセルをさせてください。」

 

この様な電話を何件か受けました。

 

患者様により症状は違います。

熱が出たり、寒気がしたり、怠さが強かったり。

 

こういう時に積極的に鍼灸を受ける気持ちになれないのは、

とてもよく分かります。

 

しかし、

熱を下げたり、喉の腫れ、痛みを取ったり、寒気を止めたり、

怠さを緩和して風邪を早くなおすことは、鍼灸治療の得意とするところなのです。

 

例えば扁桃腺が晴れて痛い場合、

手足の先にあるツボに鍼をして本の数滴、血を出してあげます。

これだけで熱も下がり、腫れが軽くなります。

血を出さなくても手足の筋肉に弱い電気を流す(全く痛くはありません)ことで、

熱や腫れを引かせることが出来ます。

 

首の後ろ、お腹にお灸をすることで、寒気がとれ、

風が深く入ることを防ぎます。

 

風邪の症状の時に鍼灸治療をしていくことで免疫力を高め、

治癒に結びつけていくことが出来るのです。

 

風邪で薬を服用すると、

完全に治癒するまでの時間が遅くなる場合もあるようです。

http://matome.naver.jp/odai/2137526867975728201

 

また薬の副作用に悩まされる方も多いようですね。

 

風邪に対する鍼灸は、わずかな時間で行います。

 

鍼灸治療を筋肉の痛み以外にも、

上手に活用していきたいですね。