風邪と鍼灸治療

赤坂の鍼灸治療院、パナケア赤坂院の院長の飯田です。

こんにちは。

 

風邪、引いていませんか?

朝晩冷え込んできたので、身の回りで風邪を引く方が多くなってきています。

スタッフも風邪を引いてしまいました。

 

さて、引いてしまった風邪。

セルフケアをしていくには、どうしたらいいのでしょうか?

 

まず、何よりも身体を温める事!

温めるにはお風呂が一番最適です。

 

ということで風邪のときの正しいお風呂の入り方。

 

1,体温よりやや高めのお風呂を作ります。

2,首まで浸かれるくらい、多めにお湯を入れます。

3,20分以上首まで浸かります。

4,発汗を目安とし、汗をかいたら水分を補給しておきます。

※塩を入れられるなら海水ぐらいの濃さまで塩を入れると、より温まります.

 

20分の意味とは、

体表面で温められた静脈血が身体の深層深部に届き、

一巡して戻ってくる時間です。

 

つまり、深部体温を上げ「身体を鍼から温める」のに要する時間が20分という事なのです。

 

また、風邪のときは食事は極力控え、

消化吸収に使うエネルギーを身体を治癒する方に回して下さい。

 

栄養をつけようと思って、カロリーの高いものを食べるのは逆効果です。

 

また、お酒も控えましょう。

アルコールは陰性の強い飲み物なので、風邪を引いているときは百薬の長にはなりません。

アルコールが回っているときは多少調子が良く感じても、

陰性反応でタンや鼻水は必ず悪化します。

 

身体をしっかり温め、

食事を控え、

良く寝る。

 

これが風邪を早く治す最短ルートです。

 

鍼灸治療では、首の後ろ(天柱:てんちゅう、風池:ふうち、大椎:だいつい)、

肩甲骨の間(身中:しんちゅう)、手首足首のツボをお灸などで温めます。

自力での回復が難しいと感じたときは、お気軽にご相談ください。