脳性小児麻痺と鍼灸治療

赤坂の鍼灸治療院パナケア赤坂院の院長の飯田です。

こんにちは。

先日から、ふと気づくと夜のにおいに金木犀が混じるようになってきましたね。

秋です。

 

マッサージ、鍼灸の国家資格を持っている私は、出張治療の開業権があるので、

届け出をして正式に出張治療をして、10年以上になります。

 

出張範囲は広範囲にです。

 

大宮、千葉、調布、府中、八王子に行った事もあります。

 

しかし先日は、最長記録を出しました。

 

横浜市保土ヶ谷区!

 

私の住まいからは片道実に、三時間!!

赤坂の治療院までも一時間半!かかります。

 

通常は受けない距離のご依頼。

 

しかし今回は、

患者様が脳性小児麻痺で両足が不自由という事で思い切ってお受けしました。

 

お宅に伺い、簡単なカウンセリングの後に指圧をさせて頂きました。

 

鍼灸治療もしようかと考えたのですが、

初回で刺激量が分からないので今回は指圧のみ。

 

両足が不自由なため松葉杖を使って歩かれるので、

首から肩にかけての筋肉が凝り固まっています。

また杖で身体を支えているために大胸筋も酷使するので、

かなり筋肉が発達し硬さがあります。

 

横向きで無理のない姿勢をとっていただき、

肩首を中心に指圧をしていったのですが、

はじめは指が入らないくらい筋肉が硬かったのでした。

 

一時間程指圧をしていくと、

それでも次第に筋肉が緩んでくる事が分かります。

 

患者様、七ヶ月の早産で1600グラムで生まれたそうです。

 

一般的には2200〜3700グラムくらいが新生児の平均体重ですから、

およそ半分の重さ。。

 

先日生まれた我が家の子供は2980グラムでしたが、

その手足の小ささに恐る恐るでした。

それよりも遥かに小さな生命だった訳ですから、生きているだけでも奇跡に近いのだと思います。

 

そんな境遇にも関わらず、

ご自身のこれからの夢、恋愛、いろいろな事を話して下さいました。

 

今度は赤坂の治療院まで行きます!パナケアの会員になりますね。

 

そう笑って、おっしゃって下さいました。

 

元気をあげるつもりが、

逆に元気をもらってしまいました。

 

通常は赤坂および、港区近辺の出張治療を承っております。

しかし、症状によりどこへでも出向きますので、

お気軽にご相談ください。

 

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