動かないでいると免疫力が下がる?!

港区赤坂で、自律神経調整専門の鍼灸治療を続けて8年目。

パナケア赤坂院の院長の飯田です。

こんにちは。

 

免疫力。

よく聞く言葉ですね。

この免疫力とは、免疫、つまり自己防衛のための力。

 

自己防衛とは、

肉体が外界からの侵略者に対して対抗することです。

 

外界からの侵略者は大きく分けて二つあります。

大きい敵と小さい敵。

 

大きい敵はバイ菌です。

いわゆる〇〇菌というように、私たちの肉体に入り込んできて悪さをする菌。

もちろん目には見えませんが、分類上は大きい侵略者に分類されます。(細菌、真菌類といいます)

大きい侵略者、バイ菌は動いているときに怪我をした時などに私たちの体の中に入りやすいので、

自律神経の交感神経が働いているときに、バイ菌を倒す免疫力が上がります。

好中球というアメーバー状の免疫細胞が、バイ菌を食べてしまうのです。

 

小さい敵は、そう、ウィルスです。

ウィルスは肉眼での観察は困難で電子顕微鏡というものを使わなくては観察できません。

バイ菌よりも小さいため、通常のフィルターや濾過装置なども通過してしまいます。

このウィルスをやっつけてくれるのはリンパ球。

自律神経の副交感神経、リラックスしているときに働く神経が活発に働くとリンパ球が増えます。

 

リモートワークなどで自粛生活をしていると、

副交感神経優位になる時間が多いので、

リンパ球も活発になり、ウィルスに対しても免疫を発揮しそうに感じます。

 

しかし、

免疫力はバランスが大事!

 

副交感神経ばかり刺激していると、つまり運動をせずのんびりばかりしていると、

自律神経のバランスが悪くなり、

体はむくみ、結果的にバイ菌に負けて風邪を引いてしまったりします。

 

ウィルスは確かに怖いのですが、

ウィルスを恐るあまり家に篭ってばかりいると、

コロナウィルスには感染しなくても普段身の回りにいるバイ菌に負けて体調を崩してしまう可能性があるのです。

 

ウィルスに感染しない!

ことは大事なのですが、

ここは ウィルスに負けない!!

というふうに考え、自宅に篭ってばかりではなく、

しっかり体を動かす時間も作っていきましょう。