港区赤坂にて自律神経機能の調整をメインでしております、鍼灸師の飯田です。
こんにちは。
最近、小さなことに、大きく感動しました。
何に感動したのか。
それはスプレーボトル(^^)
霧吹きなどに使う、あのスプレーボトルです。
私は毎朝、治療院の床面を塩素で消毒しています。
毎年冬になるとインフルエンザ対策のために、某企業が出している室内空気除菌のあの商品の塩素と同じ物で、
床面を消毒しています。
スプレーボトルに液剤を入れて散布して拭き取っているのですが、
この時に、
今までは100円ショップの普通のスプレーボトルを使っていました。
しかし100円ショップのスプレーボトルが、
何しろ使いづらい!!
ちょっと傾くと、液剤が出なくなる。
量が減っても出が悪くなる。。。
毎朝使うたびにストレス。
しっかり金額を出せばいくらか違うものかと思い、
思い切って一つ600円くらいもする高価なスプレーボトルを購入しました。
しかし!ここに感動があったのです!
普通のスプレーボトルかと思っていたらそうじゃない。
なんと!逆さまにしてもスプレーできるのです!
中のノズルにおもりが付いていて、
とても柔らかい素材になっています。
普通のスプレーボトルは逆さにすると、
内部でノズルが液面から離れてしまい散布できなくなりますが、
この新しいスプレーボトルはノズルが柔らかくおもりが付いているので、
液面を追いかけて一緒に移動できます。
なので、
どんな角度でも散布OK!
これは感動しました!
スプレーという小さな分野なのに、
これだけの試行錯誤と技術革新が反映されているなんて、
物作りのこだわりの精神を尊敬せずに入られません。
私たち鍼灸の世界でも、
似たようなことがあります。
鍼灸は中国から伝わりましたが、
痛くなく刺入できるように、
筒に鍼を入れる工夫をしたのは日本人の発明です。
中国では鍼の筒(鍼管:しんかん)を使いませんので、
刺入にはとても技術が必要になり、個人差が大きく出ます。
鍼を痛くないようにさす工夫は、
現代の鍼の技術革新にも生きています。
鍼先の形を変えたり、
鍼管の太さなどに工夫があります。
スプレーボトルにしても、
鍼の刺入にしても、
どちらもとても小さな世界ですが、
そこには使用する人を考えた試行錯誤と技術革新が反映されているのです。
新しいスプレーボトルを毎朝使うたびに、
快適さと感動を感じています♪
私の鍼灸の技術も、
より良い物に変化させていくよう心がけていきたいと、
スプレーボトルから学びました。