おはようございます。
昼間と早朝の気温の差が大きくなってきました。
今朝、五時の気温は23度。
前日の昼間とは、およそ10度も違います!
こうして気温の差が大きくなると、
ぎっくり腰のご相談をよくいただくようになります。
ぎっくり腰と言ってもいろいろタイプがあります。
椎体の圧迫骨折、ヘルニア、脊柱管狭窄症、筋肉の過緊張…
事故などによる椎体骨折、分離症、すべり症以外、
ほとんどの場合、腰の筋肉の過緊張によっておこる痛みなのです。
気温の差が大きくなると、
なぜ腰痛が増えるのか?!
それは身体の調節機能が衰えてきていると、
気温や気圧に身体を合わせていくことができずに、
筋肉がツレてしまうのです。
筋肉のツレは腰部だけに起こるわけではありません。
筋肉のあるところ全身で起きるので、
首や背中がツッテしまう方もいらっしゃいます。
身体を環境に合わせて調節していくのは自律神経の働きです。
つまり、
腰痛を治すなら局所の筋肉を揉んだり鍼をしたりするだけではなく、
自律神経を整えるような鍼灸、マッサージが必要となってくるのです。
腰痛になり、
マッサージや鍼灸に行ったけど、あまり結果が出ない、
というときは、
局所の治療だけではなく、
自律神経に働きかけるような治療に切り替えていただくとうまく結果が出ていきます。
自律神経の働きを整え、
腰痛を根本的に治療し、再発しない体にしていく!
そのために当院では、
夏でもお灸を多用します。
今朝も気温が低いですが、
寝ている間にも意外に冷えるもの。
汗をかいて電車に乗る、オフィスの冷房がきつい、など、
寒暖の差にさらされていると、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
表面からだけではなく、身体の芯から冷えを呼び込んでしまうのです。
そんなお身体にはやはり、
お灸が効果的。
夏こそしっかり身体を温めて、
腰痛の根治をし、ぎっくり腰の再発を防いでいきましょう。
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