自律神経の健康を守る鍼灸治療をしています、パナケア赤坂院の院長の飯田です。
こんにちは。
暑い日が続きますね。
夏バテは大丈夫でしょうか?
熱い夏と言えば、
川のせせらぎに足を浸す…
蝉の音を聞きながら、木立を抜ける風を浴衣に通す…
なんて良いですよね。
やってみたい!
でも、ふくらはぎを冷やしすぎると、
こむら返りをしてしまいます。
夏になると冷房などで、足が冷えます。
冷気は下に溜まるので、
オフィスなどで運動不足の上、冷気が当たるとふくらはぎはとても冷えてしまいます。
しかも女性はストッキングや靴下を履いていないことも多い。
これでは冷えてしまいます。
家に帰っても湯船にはつからずにシャワーだけ…
そんな毎日が続いていませんか?
ふくらはぎは下肢の静脈血を体幹部に押し戻す、
重要な筋肉です。
他の骨格筋と組成が異なり、
心臓と同じ横紋筋という筋肉で出来ているため、
本来は凝ったりつったりすることなく、連続使用できるように設計されているのです。
連続使用が前提の筋肉ですので、
運動不足、冷えることは苦手。
なのでこの2つが重なると、
つりやすくなってしまうのです。
ふくらはぎを親指でやや強めに押して、
痛いところがあれば要注意!
ぜひ、温めましょう!
お風呂でも良いのですが、
バケツなどにやや熱めのお湯を張り、
膝下ぐらいまでを温めます。
赤くなって温まって来たら、
せっけんなどを手に付けて、ふくらはぎを下から上にさすり上げてあげましょう。
痛いところがあれば、
丁寧に優しくマッサージしてあげてください。
ついでに足の裏、土踏まずまでごりごり出来たらベストです。
ふくらはぎの筋肉は踵(かかと)に回り込んで付着します。
足の裏の足底筋はふくらはぎと連動するので、
足の裏の疲れを取ってあげるとふくらはぎの緩んできます。
明け方につりやすいふくらはぎ。
夏場につってしまうという方、
怠さが抜けない方、
むくみが気になる方は、
熱めのお湯で足湯を是非してあげてください。