師走に入り、クリスマス感よりも年末の気ぜわしさの強い院長の飯田です。
こんにちは。
11月には風邪でのキャンセルが相次ぎましたが、
皆さんは風邪など引かれていませんでしょうか。
喉が何となく痛い、
ゾクゾク寒気がする…
そんな風邪の予兆がしてきたら、すかさず以下の方法をお勧めします♨
♨連続20分以上の入浴♨
ポイント
1, 38〜40度くらいの、体温よりやや高め、湯当たりしない程度のお湯を湯船に張る。
2,首まで浸かり、連続して20分以上入浴する。
3,額などからの発汗が認められればOK。
4,水分の補給をする。
連続して20分という分数は、
体表で温められた静脈血が深部に至り、また体表に戻ってくるまでのおおよその時間。
20分連続して体温よりも温かい湯船に浸かる事で、
深部体温が上がります。
深部体温が上がる事で免疫力も活性化し、
寒気もなくなり、
風邪の初期症状は治っていきます。
深部体温が上がった一つの目安が、発汗。
汗をかく事です。
汗をかいてきたなら速やかにお風呂を出て、
早めに寝てしまいましょう。
睡眠時間を沢山取る事も、風邪を治す大切な薬になります。
もし体力に余裕があるなら、
入浴中にしっかりとたくさん汗をかいてあげましょう。
体内の余分な水分は、冷えの原因になります。
もちろん水分補給はしなければなりません。
要は循環がきちんとできているかなのです。
深部体温をしっかり上げ、余分な水分を出し、適度に水分補給。
これが、風邪のときの入浴方法です。
首まで浸かるのは、
首には浅いところに動脈が通っているため、
血液の温度を上げやすいからです。
風邪を引いているときは半身浴よりも、
首まで浸かってあげる方が効率よく体温を上げられて適していると言えます。
◎食べ物◎
食べ物で言えば、身体を温めるものを食べてあげましょう。
ネギ、ショウガ、ニンニクなど…
やや塩見を強くして、塩分によって体温を上げる手助けをするのもいいでしょう。
しかし、胃腸が疲れているな、食欲がないな、というときには、
無理に食べる必要はありません。
具合に悪いときに食事を無理にとるのは人間くらいです。
犬や猫などは、具合の悪いときはじっとして食事はとりません。
食欲があまりわかないときは無理に食事をせず、
消化吸収に使うエネルギーも、治癒の方に回してあげましょう。
ただし、水分補給だけは忘れずにして下さい。
熱が出てしまうと脱水症状になる危険がありますので、水分はこまめに取りましょう。
そのときも冷たい水ではなく、温めの白湯などがオススメです。
風邪を引かないにこした事はないですが、
引いてしまったら賢い対処をして、早めに治してしまいましょう。
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