飲んだら乗りませんが、飲むより飲まれるタイプの院長の飯田です。
お酒の好きな方は、夏はやはりビールが美味しい季節になりますね。
最近では炭酸の効いたハイボールも流行っている様ですね。
そんなお酒の欠かせない方の、夏の正しいお酒の飲み方です。
1:夏は、アルコール度数の低いお酒を飲みましょう。
アルコールを肝臓で分解するのに、体内の水分をたくさん使います。
ただでさえ暑さで水分不足になる夏の身体。
飲んだ直後は水分不足を感じなくても、時間が経つに連れて急激に体内の水分が足りなくなります。
身体に負担をかけないためにも、アルコール度数の高いお酒は避け、
夏場は低アルコールのお酒に切り替えて行きましょう。
2:おつまみには塩分の効いた物を取りましょう。
夏場は汗で体内の塩分、ミネラルが失われます。
日頃健康を気にして減塩を心がけている方も、夏のお酒のおつまみには少し塩を利かせましょう。
おつまみは、夏に日差しとアルコールの代謝によって失われた塩分、ミネラルを補給するチャンスです。
塩分の取り過ぎは良くないのですが、足りなくなるとこむら返りを起こしたりからだの強いダルさを引き起こします。
枝豆に塩をかけたりして、上手に美味しく塩分を補給しましょう。
3:おつまみの組み合わせに気を配りましょう。
夏のおつまみの定番と言ったら何でしょうか?
枝豆、冷や奴、冷やしたキュウリ、トマト…
あっさりして水分の多い物が美味しく感じませんか?
しかし上記の野菜はどれも身体を冷やす、陰陽の陰の食べ物。
夏野菜は、身体を冷やす、陰の作用が強いのです。
取りすぎると、返って身体のバランスを崩しかねません。
実はお酒も陰の飲み物なので、
陰の飲み物と陰の食べ物、これだけでは身体が冷えてしまいます。
そこで、枝豆には塩。
冷や奴には生姜。冷やしたキュウリには味噌と言ったように、
陽の力の強い塩見の効いた薬味や、生姜などを合わせてあげましょう。
そうする事で陰陽のバランスの取れたからだにメリットの多いおつまみになるので、
お酒を飲みながらでも上手に夏の身体をケア出来るのです。