私たちの体は大気の圧力に、日々抵抗しています。
大気の圧力、気圧に潰されないように、血管や筋肉に張力を持たせて頑張っているんですね。
気圧が低くなる低気圧はこの大気の圧力が少なることなので、
私たちの体は本当なら頑張らなくても良いはずなのです。
ところが自律神経の働きが、ストレスや過労などで弱くなっていると、
この大気の圧力の変化にすぐに対応できずに、
気圧が低くなっても頑張り続けようとしてしまいます。
すると、ポテトチップスの袋を飛行機の中に持っていくとパンパンになってしまうように、
体もパンパンになってしまうのです。
血管は膨らむし、筋肉は貼ってしまいます。内臓にも変化があるでしょう。
そうすると痛みを感じる化学物質が分泌されてしまったり、強いこりを感じてしまいます。
これが低気圧によって不快な症状が起きる、ざっくりとした理由です。
当院の鍼灸治療は、自律神経の働きを調整することをメインにしています。
自律神経は自分の体を調整する神経なので、
自律神経の働きが元気になると、気圧の変化による不快な症状も出にくくなっていきます。
気圧の変化で不快な症状が出るという方は、
自律神経の働きがベストな状態ではないということです。
自律神経のバランスが大きく崩れると、いろんな複雑な症状が出てきてしまいます。
そうなる前に、自律神経のバランスをしっかり整えていきましょう。
気圧の変化による不快な症状があるかた、
自律神経のバランスがイマイチと感じている方は、
お気軽にご相談ください。