赤坂で自律神経調整の鍼灸をしています、パナケア赤坂院の院長の飯田です。
こんにちは。
さて、
今年の春一番の強風で看板が壊れてしまいました(泣)
そこで看板を新調しなくてはいけなくなりました。
看板を作り直すのは5年目になります。
そこでクイズです。
下の広告は看板として可能でしょうか?
「骨盤矯正専門の鍼灸院
パナケア赤坂院(^ー^)」
正解は、❌!これは看板としては違法になってしまうのです。
あれ?
近所の整体屋さんには「骨盤矯正」とかって書いてあるよ?!
って思った方!鋭いですね。
私たち鍼灸師、按摩マッサージ指圧師は国家資格なので、
関係法規があります。
医者が医師法に縛られるのと同じく、
鍼灸師、按摩マッサージ指圧師はあはき法という法律に縛られています。
ですので、
看板をつくるのにも規制があり、看板に書けることが決まっているのです。
具体的には、
治療院の名前、営業時間、電話番号、駐車場の有無、出張の可否、住所、
これだけ。
骨盤とか腰とかの部位名もダメ。
頭痛とか腰痛、めまいなどの症状名もダメ。
1時間〇〇円というのもダメ。
〇〇流とか〇〇専門っていうのも、ダメ。
一方、整体やカイロプラクティックは日本では無資格者の行う手技なので、
縛る罰則や法律がありません。
なので広告規制もないので、
骨盤専門とか腰痛専門、頭痛、めまいなどと書いてもお咎めがないのです。
接骨院の窓には、カッティングシートでいろんな症状名が書いてありますよね〜?!
と聞かれますが、
あれは正確には法律違反。
本来は罰則に該当します。
※港区の保健所に確認しました。
医師も同じですが、
鍼灸師も按摩マッサージ指圧師もきちんとした国家資格を持っているからこそ、
利用者を誤った情報で惑わさないよう厳しい規制があります。
しかし、
無資格者の方が広告に規制がないために、伝えられる情報量が多いって、
なんかおかしいと思うのは私だけでしょうか。
みなさんが腰痛になったとして、
どこかで身体のケアをしたいと思ったとします。
その時に街中の看板を見て、
腰痛とか骨盤とか書いてあるところは無資格。
書いてなく鍼灸とかマッサージ、という文言が使われているところであれば国家資格、と考えることができます。
ややこしいですね(^^;
ちなみに、
インターネットのホームページなどは、今の所グレーゾーン。
ホームページは利用者が閲覧の強い意志によって検索したものなので、
誰の目にも触れる看板と違い規制の対象外になるというのです。
しかしリスティング広告など利用を望まない人の目にも広く触れるような広告は、
関係法規に抵触しまいます。
今後は取り締まりが強化されていくでしょう。
上記のようなことを踏まえて、
治療院の入り口に新しい看板が出来上がります!♪
お披露目できるのは3月28日くらい。
デザイナーさんと何度も打ち合わせをして作った、自信作です。
楽しみにしていてください♪