自律神経症状と鍼灸治療

院長の飯田です。

 

自律神経症状と言うのは何か特定の症状ではなく、

人によって弱いところに症状が出て行きます。

 

例えば、皮膚。

自律神経のバランスが狂ってしまうとターンオーバー(肌の再生のサイクル)も狂ってしまうので、

肌が荒れたり、湿疹ができたり、吹き出物が出来たりしてしまいます。

 

肌が強い方は、そのような症状はでません。

しかし、胃腸系が弱いと胃が荒れたり、便秘になったりお腹がくだってしまったりしてしまいます。

胃は真珠をも溶かしてしまう強酸性の胃液を分泌しますが、自己消化を避けるために、

胃液の分泌前に、胃壁を保護する粘液を出します。

 

お腹が空く→胃壁を保護する粘液が出る→胃酸が出る

 

と言うのが正常な順番ですが、

自律神経のバランスが崩れると先に胃液が出てしまって、胃壁を溶かしてしまうのです。

そうなると胃が荒れて、痛い。

また、胃液そのものの分泌が悪くなると、消化不良を起こして、

いつまでもお腹の中に食べた物が残った感じになってしまいます。

 

 

肌も胃腸も強い人は、

髪に出るかもしれません。

 

髪がパサ付いたり、

女性でも髪が薄くなったり、

円形脱毛症になる方もいらっしゃいます。

(私も三回ほど、経験があります(^^; )

 

肌にも胃腸にも髪にもでない人は、

女性であれば婦人科系疾患として、表現されるかもしれません。

 

前の日記で書いたように、

PMSとして、いろいろな症状を引き起こします。

 

子宮の収縮痛も、

本来はそこまで収縮させる必要な無いのですが、ホルモンの分泌が過剰であるために、

必要以上の収縮が起こってしまうのです。

 

そしてそのホルモンバランスを司っているのが、

自律神経です。

 

 

言わば自律神経は、

人間の生命の営みのベースとも言えます。

 

 

パナケアではこの自律神経のコントロールを主眼において、

オイルトリートメント、鍼灸治療、整体を行っているので、

一番気になる症状を治療しながら、その他の自律神経症状も同時に治療して行く事が出来るのです。

 

例えばPMSの治療と同時に、肩こり腰痛の治療が出来たり。

 

あるいは、不眠の治療とともに、婦人科系疾患の治療が出来たり。

 

肌荒れを改善して行きながら、

眼精疲労、肩こり頭痛の治療も出来ます。

 

何かはっきりしない症状を抱えてしまったら、

自分の身体が自分のコントロール下にないような気がしたら、

症状に振り回されて細い吊り橋の上をおそるおそる歩いているような気がしたら、

それは自律神経が乱れてきている一つのサインかもしれません。

 

 

不安を抱え込んでしまう前に、

ぜひ、

パナケア赤坂院に、

いつでもお気軽にご相談下さい。

 

 

03-6459-1533

 

メールでご相談したい方は、

院長のプライベートアドレスまでどうぞ。

takoage@aol.com