院長の飯田です。
湿度がありながら気温の低いこの二三日。体調は大丈夫でしょうか?
いつもより妙に肩が凝る。何もしていないのに首が痛い。眼が回る様な感覚がする。
これは寒暖の差に身体が付いていけてなくて、自律神経のバランスが崩れているのかもしれません。。
自律神経とは、文字道り自分自身を律している神経で、私たちが意識している身体感覚とは別に「自立」しているとも言えます。
内蔵は全て自律神経支配なので、
この人間のオートの部分を司る自律神経のバランスが崩れると、
まず、内蔵の働きが悪くなってきます。
胃の部分がゴロゴロしたり、お通じがなくなったり、逆に下ってしまったり。。
そんな症状がしばらく続くと、首や肩、腰などがこわばってしまいます。
さらにこわばった状態が続くと、
目眩や吐き気、不眠と言った原因のわかりにくい不定愁訴が出現してきます。
ここまでいくとなかなか自力で回復していくのに時間がかかってしまうので、
鍼灸、整体、オイルトリートメントによる治療が必要になってきます。
ただ、鍼灸や整体、オイルトリートメントに頼らなくても、
自律神経のバランスを回復する簡単な方法があります。
それは、
私が自律神経トレーニングと名付けた、簡単な動作の連続です。
まず、自分のしたいストレッチを五つくらいピックアップします。
そしてそのストレッチをゆっくり呼吸に合わせて行います。
だいたい3〜5分くらいかけて、丁寧に行います。
そしたら仰向けに寝てしまいます。
仰向けに寝て3〜5分。
一分間の心拍数が60回を下回るまで待ちます。
下回ったら今度は次のストレッチ。
そしてまた大の字に。
そして次のストレッチに…
というように、ストレッチと大の字に寝ることを交互に繰り返していきます。
この運動で、
自律神経の交感神経と副交感神経が活性化され、
結果、自律神経の働きそのものが良くなっていき、交感神経と副交感神経のバランスを取りやすくなるのです。
私はこのストレッチと大の字になる自律神経トレーニングを、
60分くらいかけてゆっくり、毎朝していました。
しているときは、とても身体が軽く、調子が良かったです。
寒暖の差が大きくなり、体調を崩しやすくなるこの時期は、
時間を作ってちょっと試してみてください。
想像しているよりも、身体が軽くなりますよ。
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