港区赤坂で、自律神経調整専門の鍼灸治療をしています、パナケア赤坂院の院長の飯田です。
こんにちは。
新型コロナ感染拡大防止のための外出自粛要請も解除になりましたが、
まだまだ新型コロナウィルスの脅威がなくなったわけではありません。
これからは新型コロナウィルスと共生をしていく、新たな時代になったと言っても過言ではありません。
上手に共生していくには、免疫力を高く保つことが肝心。
前回は運動について書きましたが、今回は食事について書きたいと思います。
食事をすると、胃腸の働きが活発になります。
胃腸に限らず内臓は自律神経の支配下にあるのですが、
副交感神経というリラックスする神経が優位になると活発に働けるようになります。
逆にストレスなどで交感神経が働きすぎると、
胃腸に限らず内臓は動きを止める傾向にあります。
食べるという行為は、自律神経の副交感神経の働きを活発にするので、
ストレスなどが強くなってくると自衛手段として、
食べるという欲求が強くなってくるのです。
逆にいうと、ストレスを緩和するためには、適度な食事がとても大切になるのです。
食事をすることで副交感神経が刺激され、
リンパ球の働きが活性化し、コロナウィルスにも抵抗しやすくなるのですが、
このときに食事をあまり難しく考えすぎて、
かえってストレスになってしまうとせっかくの食事の効能が半減してしまいます。
好きなものを好きなだけ食べるのもどうかと思いますが、
自分の体が今、どんな食べ物を欲しているのか、という体の声に耳を傾けながら、
腹8分目くらいに食事量を抑え、
楽しんで食事をしていただくのが、免疫力をあげるのに一番効果的だと考えられます。
体にいいものを食べなくてはいけない!…と考えるよりも、
なんでも好きなものを、偏らずにたべよう!と考える方が、無理がないかもしれませんね。
40代以上のデスクワーク中心の方は、
一日二食半、ないしは二食くらいでもちょうどいいかもしれません。
お酒も適量であれば、結構が良くなりリラックスを促す手助けとなります。
緊張が強く、交感神経が昂っていると、
食欲がなくなってしまう場合もあります。
そんな時は、温かい飲み物などを適量取り、
ゆっくり胃腸を刺激してあげるのもいいでしょう。
自律神経の働きからみると、食事は副交感神経を高めリラックスをするのにも効果的な行為です。
上手に食事を取ることで、免疫力を上げ、コロナに負けない体作りをしていきましょう。