中国の武漢に端を発する、新型コロナウィルスの猛威をうけ、
免疫力をあげることができる、簡単で、科学的な裏付けのある方法を紹介します。
この内容は、またきちんと書き直しますが、
情報の提供を第一に、
未完成なまま、まずは公表します。
また順次、改定していきます!
免疫力=血液の中の白血球の遊走性が高まること
この白血球が活発に動くようになると、外から体内に入ってしまったウィルスや雑菌を駆逐することができます。
この白血球が活発に動くようになることを、
血液検査によって確認された方法は二つ。
お灸とちくちく体操です。
お灸は肌を焼く、やや熱めのお灸です。
お灸の大きさはお米の粒ぐらい。
一時的に跡ができますが、時期に消えます。
お灸で肌を焼くと、たんぱく質が焦げるので、血管を収縮させる毒性のある化学部室が血中にごく微量、
入るのだそうです。
この毒物を体外に排出させるべく、
白血球の遊走性が高まり、免疫力が上がります。
場所はどこでもよいのですが、有名のツボでは足の三里。
自分でもお灸をすることができます。
(『万病に効く お灸療法』原志免太郎著 より)
ちくちく体操は、手や足の指の爪の横を、つまようじなどとがったもので、
ちくちくすることです。
正確な名前は「無血刺絡(しらく)療法」といいます。
爪の横をやや強めにちくちくすると、
血液中の白血球の遊走性が高まることを、
血液検査をしながら確認されています。
この無血刺絡療法の原型は、
安保徹先生の爪揉み体操が原型となっていますが、
安保先生は爪の横のところから、出血をさせるという方法でした。
その後、出血をさせなくても免疫力が上がることを提唱し、晩年は爪揉み体操を推奨しました。
無血刺絡療法を提唱したのは 長田裕先生 で、安保先生の研究を追試して、
出血を伴わなくても免疫力が高まることを確認しています。
(『無血刺絡の臨床』長田裕著より)
免疫力をあげる方法二つ、紹介しましたが、
身体を治す力は、自律神経の副交感神経の中にあります。
副交感神経を高めてあげることで、
自己治癒力も上がっていきます。
副交感神経の働きを高める簡単な方法は、
深呼吸の呼気の時間を長くすること。
つまり、吐く息を長くします。
このことで、副交感神経の働きがグーっと高まってきます。
また、椅子に座った姿勢で深呼吸を行うと、さらに効果的です。
椅子に座っているという半活動姿勢が、
副交感神経の働きを高める後押しをします。
椅子に座った状態での深呼吸に加え、呼気時に皮膚を軽く刺激してあげると、
さらに副交感神経が高まります。
これは、筑波大学の西条一止先生によって提唱された自然鍼灸学の一部です。
西條先生は、瞬時心拍数の変化をグラフにして観察し、鍼灸治療によって、
交感神経と副交感神経を刺激し分ける方法を見つけました。
交感神経と副交感神経を刺激し分けることができると、
自律神経の働きそのものが活性化し、
自己調節機能が高まります。
(西條一止先生 公式サイト http://nishijokazushi.com/)
当院では、お灸をよく用います。
免疫力をあげるために、やや熱めのお灸をご希望される方は、遠慮なくご相談ください。