花粉症を侮るなかれ

港区赤坂で、自律神経調整の鍼灸治療をしているパナケア赤坂院の院長の飯田です。

こんにちは。

 

花粉症のピークは人によってはすぎた様ですが、

まだまだ重く症状が出る方がいらっしゃいます。

 

花粉症はアレルギー反応なので、

鼻水やくしゃみ、目の痒みだけでなく、

頭痛、肩こりなどの筋肉の強張り、免疫力が下がることでのヘルペス、胃腸障害、喉の痛み、

発熱、などなど、様々な症状が出てきます。

 

花粉症ではない、

と思っている方でも意外とお体が反応していることが多い様な気がします。

 

鍼灸治療では、諸症状の緩和をすることができます。

 

しかし症状を軽減させていくためには、

地道な努力が必要となります。

 

1番大きいのはストレス管理と食事。

 

ストレス管理は一言では難しいのですが、

きちんと気分転換をして、負の感情を野放しにしない様にしましょう。

 

食事ですが、

これは自分でいくらでも改善していけるので、努力というよりはライフワークにしていけるといいですね。

 

自分自身でも身の回りの花粉症の方の話を聞いても、

まずやめるべきものは、

小麦と砂糖です。

 

パン、クッキーなどのお菓子類、過剰な量のケーキ、などなど。

 

小麦を排除していくのは難しく感じるかもしれません。

しかしメインをご飯、お米にすることで、

パンもパスタも量を格段に減らしていくことができます。

 

近年では、小麦に含まれるグルテンが腸の壁を荒らしてしまうことで、

本来吸収しないはずのものまで体内に入れてしまう、

腸内の雑菌を体内に入れてしまう、ことで、免疫系が狂い様々な症状が出ると言われています。

リッキーガット症候群とも言われていますね。

 

不必要なものを体内に入れると、それを排斥するために余計な労力を使わなくてはならないので、

花粉などにも過剰に反応してしまう様です。

 

 

砂糖は精白した白いものでなければ、少量は大丈夫です。

しかし精白した砂糖は血糖値が上がりやすく、

血糖値が上がるとインシュリンが出てしまい低血糖になります。

するとまた砂糖をほしくなるという依存関係が形成されてしまいます。

脳の活動に必要と言われる糖分は、

ご飯などの炭水化物で十分。

 

もしどうしても糖分を欲する様でしたら、

少量の蜂蜜を口にすることをお勧めします。

 

 

2月、3月はどうも体の調子がイマイチ、

という方は隠れ花粉症かもしれませんので、

小麦と砂糖をできるだけ取らない生活を心がけてみましょう。