パナケア赤坂院の院長の飯田です。
私の三歳になる息子は、一期(いちご)といいます。
一期一会 からとって、一期と名付けました。
どうして「一期」と名付けたかと言うと、
この子どもにとって人生で一番大切にしてほしいこと、
それが「一期一会」の精神だからです。
いつも気に留めてほしい事を名前につけることで、
名前を呼ばれるたびに、心のどこかに 一期一会 の大切さを感じて欲しい、
そういう思いから一期と名付けてました。
また、子どもの名前を呼ぶ親側にも、
名前を呼ぶたびに「一期一会」の大切さを意識したくて名付けたのもあります。
いつもありたい精神(気持ち、心)を名前につける。
それが私の、名前を付けるときのスタンスにしています。
同様に、
このPANACEA(パナケア)赤坂院を立ち上げるときに、
どのような名前を付けるのか、とても悩みました。
悩みましたが、
いつもそうでありたい精神を名前につけると言う事で、
ギリシャ神話に登場する癒しの女神のPANACEA(パナケア、パンナケイア、パナケイアなど)を名前を付けました。
この癒しの女神、パナケアは、
単なる気持ちのいい癒しの女神ではなく、医療の精神を受け継いでいます。
パナケアのお父さんにあたる人が、アスクレピオウスという医の神様です。
病院などに、杖に蛇が巻き付いている紋章をご覧になった方は多いかと思いますが、
この蛇が巻き付いた杖を持っているのが医神のアスクレピオウス。
この医神のアスクレピオウスの娘が、パナケアになるのです。
つまりパナケアは、
癒しの女神でありながら、そのバックボーンには人を治すという医療的な精神が内在されているのです。
気持ちのいいだけの癒しではない。
かといってごりごりの治療ではない。
癒しと医療の融合、それをいつも目指していきたいので、
治療院の名前をパナケアとする事にしました。
いつも名前を呼ぶたびに、
この医と癒の融合をイメージし、
患者様に喜ばれる治療院を作っていきたいと意識しています。