港区赤坂で自律神経調整専門の鍼灸治療をしています、
パナケア赤坂院の院長の飯田と申します。
こんにちは。
最近、首肩が痛いとご相談をいただく方の何人かが、
スマホが原因かも…とおっしゃていました。
ネットでは、スマホ首、なんていうそうですね。
スマホが存在しない中で青春時代を過ごした私には、
時代だなーと感じるネーミングです。
ちなみに外でも自由に電話ができる!個人の番号がある!という携帯電話に、
衝撃を受けたのを覚えています。
これが当時の最先端でした笑
ちなみに我が家では黒電話を使っています。
これとおんなじタイプ。
ダイヤルで電話をかけます。笑
さて話がそれましたが、スマホ首。
これは首肩コリの原因になるのでしょうか?!
スマホは電話をかけるよりも、
画面を覗き込むようにしている時間が長いのが特徴ですね。
確かに首を下に傾けて、画面を見続けていると首や肩が不自然な位置で長い時間固定されるので、
こってしまう原因になるかもしれません。
しかし、スマホはそんなに重くないのに、
覗き込んでるだけで首や肩が痛くなるくらいこってしまうものなのでしょうか?
おそらく、スマホを見ていることよりも、普段緊張が強いお身体のために身体がこわばりやすくなり、
スマホを覗き込む、という姿勢だけでも、筋肉が硬直してしまうのではないでしょうか。
原因はスマホを覗き込むことではなく、
ストレスや緊張からの自律神経の交感神経の過緊張にあるようにおもいます。
事実、スマホ首で…とご相談くださる方のほとんどが、
首肩だけではなく、腰も足も全身の筋肉がこわばっています。
そしてマッサージでは緩みにくい!
スマホ首の方には鍼灸治療でも、
局所治療ではあまり高い効果は見られず、一時的です。
自律神経を整える全身の治療と、首や肩への局所治療を併用することで、初めて首肩も緩んでいくことが多いです。
スマホが原因で首や肩が痛くなる、というよりも、
スマホを見ているだけで筋肉が強張っているくらい疲れが溜まって、自律神経が乱れ始めている、そう考えたほうがいいのかもしれません。
首や肩が痛くてどうしょうもない。
気がついたら朝から慢性的に不快感を感じる、という方は当院にぜひご相談ください。