花粉症と鍼灸治療

港区は赤坂の鍼灸院、パナケア赤坂院の院長の飯田です。

こんにちは。

 

私も、花粉症です。

私の場合は気管支に炎症が起き、咳が出るタイプ。

風邪の症状に似ているのですが、抗生物質などは全く効果がなく、天候によって症状が左右されることから、

花粉症だとわかりました。

 

花粉症と言うと鼻水止めのかゆみと言った症状が一般的ですが、

アレルギー反応なので、

人によって症状の出現は様々。

 

皮膚が荒れてしまう方もいます。

頭皮がかゆくなったり湿疹が出たりする方もいます。

胃腸の調子を崩す方、頭痛が頻発する方もいらっしゃいます。

意外と多いのが、筋肉に症状が出る方。

 

筋肉がこる、…というよりも、張ってしますのです。

全体的に倦怠感が強くなり、身体全体が強ばるような感じのする方は、

この季節、花粉に反応しているのかもしれません。

 

花粉症はこれから減感作療法という治療法が、

やっと保険適用になっていく動きにあるようです。

 

薬などに頼らず体質改善していくには、

食事と水分代謝を高めることが大切になります。

 

花粉症の出る時期は肉類、甲殻類などを避けて、

苦みのある野菜を多めに取りましょう。

 

また花粉の出ていない時期にしっかり身体を動かして、

身体の中に余分な水分を溜め込まない様にしていきましょう。

 

鍼灸治療では、

花粉症の症状が出てしまうと対処療法的になってしまいますが、

通年を通して定期的に治療を受けて頂いてる方は、

症状の発症が穏やかになっていくようです。

 

お灸を多めに使い、

胃腸の働きを活発にするツボを使うことで、

花粉症の症状を抑えていくことができます。

 

 

身体の聲(こえ)を聴き、早め早めに対処していきたいですね。